JR九州グループの有料老人ホーム SJR別院

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雅楽の演奏を楽しみました

2019年11月17日

敬愛中高等学校 雅楽部の先生と生徒さんです。昨年から演奏していただいています。ご入居者の皆さんは、目を閉じて、雅な音色に涙を浮かべている方もいました。先生から楽器の紹介がありました。
龍笛は、同じ指使いで、息の吹き込みにより、高音と低音を吹分けるそうです。
何とも、はかなげな音とそびえるような音でした。
篳篥は、小さな楽器ですが、リードをつけて吹きます。
その音は、感動する程、大きかったです。主旋律を吹き、肺活量がいるそうです
笙は、細い竹を17本組み合わせています。ハーモニカと同様に吹く、吸う共に音がでるそうです。和音を表現しています。温めていなければ音が出ないそうです。現在はコイルの電熱器(電気コンロ)で温めていますが、その昔は、炭火で温めていたそうです。
1曲目と2曲目は、古典の「越天楽」です。1曲目は、ゆったり、のんびりした誰もが一度は聞いたことがある感じです。2曲目は、今風にアレンジしてありました。
3曲目は、「陪臚」です。戦いに行く前に気持ちを高ぶらせるために聞いていたそうです。
4曲目は、「東風」です。坂本龍一氏の代表曲です。現代風にアレンジし、ピアノとコラボレーションしてありました。
演奏が終わりました。生徒さんは、楽器を持って、ご入居者に話しかけています。
ご入居者は、衣に触れ、手を握り、楽器の質問をされていました。
世界で一番古いオーケストラだそうです。古来、中国から日本に伝わり、中国では途絶えてしまったそうです。日本では、受け継がれています。そして、歌舞伎が現代風に変化しているように「雅楽」も変化しているようです。気がかりなのは、新入部員が少ないことです。雅楽部員さんが集まるようにお祈りします。
素晴らしい演奏と笑顔をありがとうございました。